「お酒」と一言で言っても様々な種類があります。
ここで、その中の一つ、「醸造酒」というものについてご紹介したいと思います。
醸造酒とは、酵母の作用を利用して作るお酒のことです。
そもそも、酵母には糖分を二酸化炭素とアルコールに分解する作用があります。
この作用をアルコール発酵というのですが、醸造酒はこの作用を利用して作られています。
この技術は今に始まってものではなく、とても古い時代から行われていたと考えられています。
この発酵作用によって作り上げられた醸造酒はアルコール度数がわりと低めで飲みやすいという特徴を持っています。
醸造酒の代表格としては、日本酒が有名でしょう。
ワインやビールも醸造酒の仲間ということになります。
醸造酒は、先ほども述べたように飲みやすいという特徴があり、つい飲みすぎてしまう人が多いのも事実です。
ただ、いくらアルコールが低めだといっても、お酒であることに変わりはありませんので、飲みすぎてしまえば、当然二日酔いにもなります。
ですから、アルコール度数が低いからと言って安心して飲みすぎてしまわないよう注意が必要です。
「百薬の長」ともいわれるお酒。適度に楽しめるようになりたいものです。